開催趣旨
「重陽の芸術祭」は、2016年から二本松市で開催されてきた現代アートの祭典です。
最先端のアートを通して、地域の文化に触れる機会や、国際交流を活性化させる場を設けています。
開催初日となる9月9日の「重陽」は、日本酒に菊を浮かべて不老長寿を願う節句です。二本松城(霞ケ城)では全国一の規模をほこる菊人形祭が開催されており、菊は古来より薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。
菊と日本酒による「重陽」を主軸に、安達ヶ原の「黒塚」の鬼婆伝説、永遠の愛を詠った「智恵子抄」に関連した現代アート(絵画、彫刻、工芸、インスタレーション、朗読音楽劇、ダンスや詩のパフォーマンス、ビデオアート、アニメーション、映画)などを紹介するとともに、ワークショップやシンポジウムを開催します。