福島大学 芸術による地域創造研究所 東日本大震災復興支援プロジェクト
Koi鯉アートのぼり|Art Koi-nobori
福島大学芸術による地域創造研究所では、東日本大震災後に「鯉のぼり」を復興のシンボルになぞらえて活動してきました。
鯉は里の魚です。里は「田(農地)」の神を「土(杜)」で祭る意味があります。急流の滝を登りきる鯉は、登竜門をくぐり、天まで昇って龍になった「登竜門」(古代中国の故事)から、鯉の滝昇りの図柄が生まれました。子どもたちの立身出世、成功祈願を込めて描いた鯉の滝昇りの〈幟旗〉から、江戸中期には吹流しの〈鯉幟(のぼり)〉が開発されました。福島では、今も伝統的な肉筆(手描)の絵幟の〈幟旗〉を飾る伝統があり、福島県指定の伝統的工芸品となっています。
〈鯉幟〉には、明日の太陽に向かって登り、向かい風を受け止めてエネルギーに変えていく象徴的な意味があります。「目に見えないもの」にたいする不安な気持ちを、個人が心を込めて描いた「目に見える力」によって、子どもたちを応援し、勇気づけ、支援していきたいという願いから〈鯉アートのぼり〉は生まれました。
これまで〈鯉アートのぼり〉は、国際的に活躍しているアーティストをはじめ、海外15か国(アメリカ、カナダ、ペルー、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、スイス、フィンランド、ポーランド、トルコ、バングラデッシュ、中国、台湾)、全国の大学、学校園から、4000点を超える作品が寄せられてきました。今後とも福島の未来を育む〈鯉アートのぼり〉を広く募集しております。是非、皆様の応援をお願いいたします。
「鯉アートのぼり」作品募集
お寄せいただいた作品は、毎年5月5日(こどもの日)の前後に、福島市街地やイベント等で展示させていただきます。一人一人の思いが詰まった個性的で色鮮やかな「Koi鯉アートのぼり」が福島の空を彩ります。
現在、下記の要項で「鯉アートのぼり」の作品募集しておりますので、是非ご参加ください。
● 「鯉アートのぼり」の大きさは、35cm×75cmです。
● 屋外に飾ることを想定した素材を使用して下さい。(布、不織布、アクリルなど)
● 描く形、色、文字やメッセージの言葉の有無などは自由です。
● 展示の際に、鯉のぼりの口の部分に棒(直径1.2cm程)を取り付けますので、棒の差し込み口を製作してくださると助かります。
Q. 作品の形状を詳しく教えてください。
A. 鯉のぼりの体裁は、旗のようなものです。布の二枚折(実際の鯉のぼりのように、筒のような形状)ではなく、一枚で結構です。ただし表裏の両面に描いて頂けると嬉しいです(一面のものでも展示は可能です)。
また展示の際に、鯉のぼりの口の部分に棒(直径1.2cm程)を取り付けますので、棒の差し込み口を製作してくださると助かります。
Q. どこに送付すればよいですか?
A. 下記の「福島大学 芸術による地域創造研究所」までご送付ください。
Q. なぜ「鯉のぼりの旗」なのですか?
A.実は福島には、江戸時代から「絵のぼり」という、端午節句に肉筆(手描)のぼりの幟旗を飾る伝統があります。福島県指定伝統的工芸品として、いわき地方、中通りで見られます。そもそも「鯉のぼり」は、「絵のぼり」が変化し誕生したものと言われます。
We are now collecting "KOINOBORI" with your words
You may have heard that over 150'000 people live in shelters after the catastrophic earthquake and tsunami on 11 March 2011. Many children have lost their parents and their smiles. There still are frequent aftershocks. The University of Fukushima and the Chamber of Commerce and Industry of Fukushima City have started collecting your "KOINOBORIs" which contain your wishes. KOINOBORI is a traditional carp-shaped wind sock to celebrate the national Children's Day wishing the carp will be a dragon someday - meaning that the children will grow up healthy and strong. The entire city will be decorated with KOINOBORIs on this year's Children's Day on May 5th. We believe that this project helps to encourage traumatized children in distress and pain. Please create your own KOINOBORIs with your warmhearted words and make a difference in overcoming this disastrous situation.
Conditions
1. Material should be weatherproof (e.g. cloth, nonwoven fabric, acrylic fabric, etc.)
2. Size – W 35cm , L 75cm (including 10cm tail)
3. We appreciate any designs. You are free to write your wishes on it.
4. Please be aware that we cannot send back your KOINOBORI. Also, we cannot reimburse postage.
Please help children victims with your KOINOBORIs!
[お問い合わせ・作品送付先]
福島大学 芸術による地域創造研究所 渡辺晃一 宛
〒960-1296 福島市金谷川1番地 / Tel:024-548-8226(直通)・Fax:024-548-3181
e-mail:koichiw09@hotmail.com/koichiw@educ.fukushima-u.ac.jp
Koichi Watanabe
Fukushima University Department of Arts, paiting
1 Kanayagawa Fukushima-shi Fukushima Japan 960-1296
これまで〈鯉アートのぼり〉は、国際的に活躍しているアーティストをはじめ、海外15か国(アメリカ、カナダ、ペルー、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、スイス、フィンランド、ポーランド、トルコ、バングラデッシュ、中国、台湾)、全国の大学、学校園から約4000点の作品が寄せられてきました。今後とも福島の未来を育む〈鯉アートのぼり〉を広く募集しております。是非、皆様の応援をお願いいたします。
鯉アートのぼり作品ををお寄せ下さった方々(順不同 敬称略)
浅井信好、ウルトラマン、開発好明、五味太郎、笹川ひろし、しでかすおともだち、田澤友伸、長澤伸穂、吉澤美香 宇田秀士(奈良教育大学)、武谷大介(カナダ)、I,CULTURE/モニカ・ヤクビアック(ポーランド)、Den Frie Center for Contemporary Art in Osla(デンマーク コペンハーゲン)、ASSOCIATION GANBALO「GANBALO & KOINOBORI ART PROJECT」(フランス パリ)、Lil'art(フランス リラ)、DAICHI Capsule + FUKUSHIMA ART KOINOBORI(カナダ)、片岡千陽(ドイツ ザイフェン)、菅陽子(東北財経大学)、谷口恵/大連日本語教師会(中国、大連)、徳雅美/California State University, Chico(アメリカ) 栗原小巻、相笠昌義、伊藤公象、伊藤知香、川口起美雄、河口龍夫、館形 比呂一、椿昇、中林忠良、奈良美智、西村陽平、上田美江子、八谷和彦、増田聡子、三沢厚彦、宗像利浩、ヤノベケンジ、艾沢祥子、飯沢耕太郎、ときたま、大友良英、De+LAX、小馬崎達也、HOMEMADE家族、やまだひさし、和合亮一、興水紫石、石川浩子、伊達達也、大畑いくの、小楠佳子、笠原広一、門崎桃子、カワシマトモエ、工藤綾、齋野悠、サガキケイタ、佐藤久美子、Three、諏訪敦、鈴木美樹、滝沢おりえ、谷口千恵美、星久美子、前沢知子、真下弥生、ややまひろし、横井裕子、加賀田恭子、大藤恭一、栗林孝之、菅原美佐子、岡部昌生(札幌大谷短期大学)、青山ひろゆき(東北芸術工科大学)、田中望、鈴木隆史、小澤基弘(埼玉大学)、岸本吉弘(神戸大学)、林剛人丸(筑波大学)、母袋俊也(東京造形大学)、河口龍夫(京都造形芸術大学 美術工芸学科総合造形)、水野哲雄(京都造形芸術大学 芸術学部こども芸術学科)、NPO法人 こどもアート(京都)、谷口広樹(東京工芸大学)、野沢二郎(明星大学)、水島尚喜(聖心女子大学)、茂木一司(群馬大学・群馬明和短期大学)、秋岡美帆(大坂教育大学)、丁子かおる(福岡教育大学)、大阪健康福祉短期大学(学長:秋葉英則 准教授:井口和子)、落合良美(千代田区立九段中等教育学校)、眞野希代子(四街道市立四街道中学校)、甲斐めぐみ(横浜市 森村学園初等部)、森田聡(水戸市立五軒小学校)、福島市佐原小学校、福島市さくらんぼ保育園、ギャラリーシエル、吉成智子、高橋みどり、大古瀬和美、田中昇(川越市美術館)、世田谷美術館ボランティア鑑賞リーダー、京都 南代村役場内 南代キッズバレーボールクラブ、チューリッヒ日本人学校(スイス)、上海fujis(中国)、国立南投高級中學(台湾)、台湾市立長億高中(台湾)、李靜芳(國五彰化師範大學美術學系)、徳雅美(カリフォルニア)、C,kanazaki(ニューヨーク)、Stancy & Anna(ロンドン)、H.Mafuji(エジンバラ)、V.Charles(ロンドン)、Jon Cairns,Faith Edwards(ロンドン)、Madeline Widerberg(ロンドン)、星宮ひろし(ロンドン)、Zero Reiko Ishihara(ドイツ)、Baebara Greul Aschanta(ドイツ)、Bob Lloyd(ドイツ)、Cordelia Heymann(ドイツ)、Costa Bernstein(ドイツ)、Jugrgen Krause(ドイツ)、Martin Hakan Weigl(ドイツ)、 Martin Hakan Weigl(ドイツ)、Max Weinberg(ドイツ)、Aldona Szykuiska/II LICEUM OGOLNOKSTAECACE(ポーランド)、Ayşe OZBAKI GÜLER(Kirikkale Universyty/トルコ)、Lorena Hamaguchi(ペルー)、Jorge Ismael Rodriguez(メキシコ)、Buca Raton jane Tobal Olympic Heirhts High school(USA)、The English school Mantrie(フィンランド)、Md Talikat(バングラディッシュ)、ほか多数
「Koi 鯉 アートのぼり」の活動支援寄付のお願い
今後も「Koi 鯉 アートのぼり」の活動を継続していくために、資金のご寄付を受け付けております。
■1口:3,000円
1口ご寄付の方には、「鯉アートのぼり」ポスター(B2両面印刷)をプレゼントします。
2口以上ご寄付の方には、「鯉アートのぼり」ポスター+Flag(白地)」を差し上げます!
※詳しくは下記までお問い合わせください。
[お問い合わせ先]
福島大学 芸術による地域創造研究所 渡辺晃一
〒960-1296 福島市金谷川1番地
Tel:024-548-8226(直通)・Fax:024-548-3181
e-mail:koichiw09@hotmail.com/koichiw@educ.fukushima-u.ac.jp
Koichi Watanabe
Fukushima University Department of Arts, paiting
1 Kanayagawa Fukushima-shi Fukushima Japan 960-1296