HOME > 開催概要

開催概要

福島現代美術ビエンナーレ 2014
- 氣 circulate -
FUKUSHIMA BIENNALE 2014

2014年10月11日(土)~10月26日(日)
ワークショップ、講演活動 8月1日(金)~10月31日(金)

道の駅あいづ湯川・会津坂下、JA会津いいで喜多方駅前石蔵倉庫、ガーデンホテル喜多方、旧嶋新商店三十八間蔵、大和田酒蔵 北方風土館、小原酒造、金忠絵本の蔵、喜多方市美術館

【会場】

道の駅あいづ湯川・会津坂下

 

【企画・主催】

福島現代美術ビエンナーレ実行委員会
国立大学法人福島大学 芸術による地域創造研究所

 

【共催】
湯川村「豊穣の芸術祭」実行委員会
喜多方市美術館

 

【助成】

福島大学学術振興基金、福島大学マトリクス型・分野横断的研究推進経費
芸術文化振興基金、平成26年度福島県地域づくり総合支援事業
花王芸術・科学財団


【特別協賛】

会津いいで農業恊働組合、、一般財団法人 ふくしま未来研究会、株式会社SKコーポレーション、美術研究所Δデルタ

カラー・キネティクス

 

【後援】

福島県、福島県教育委員会、福島県農林水産部環境保全農業課、湯川村、湯川村教育委員会、喜多方市、喜多方市教育委員会、福島民報社、福島民友新聞社、NHK福島放送局、福島テレビ、福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島、ラジオ福島、ふくしまFM、福島コミュニティ放送FMポコ、喜多方シティエフエム、会津電力株式会社、特定非営利活動法人まちづくり喜多方、会津喜多方商工会議所、Acom fundation、Vevey city、オランダ王国大使館、Cine Mayence

 

【協力】

福島大学 地域創造支援センター、湯川村ゆがわ幼稚園、勝常小学校、笈川小学校、湯川中学校、福島県立博物館、福島県立美術館、諸橋近代美術館、郡山市美術館、いわき市立美術館、CCGA(現代グラフィックアートセンター)、会津美里町商工会、さくらんぼ保育園、虹色詩人会、水彩画クラブ朋友会、アンリの会、ASSOCIATION GANBALO、国際水中映像フェスティバル実行委員会、福島こどものみらい映画祭実行委員会、株式会社 Doorside、有限会社NALコーポレーション、笠原工業株式会社、株式会社あおい、株式会社ホンシュウ、宗像窯、NECエンジニアリング、下村石膏株式会社、紀文、坂野井木工所、ミチ工芸、ヒグチ運輸、カトーレック株式会社、P3 art and environment、ギャラリー東京ユマニテ、ギャラリーQ、コバヤシ画廊、成山画廊、山本現代、養清堂画廊、Zen Foto Gallery、 P3 art and environment、ARTCOURT Gallery、ギャラリーマスガ、日本画材工業株式会社、絵工堂、昭文堂、風土舎、佐藤卓デザイン事務所、有限会社トキヲ、道の駅あいづ湯川・会津坂下、勝常寺念仏踊り保存会、会津湯川の里、JA会津いいでファーマーズマーケットいいでの四季駅前店、大和川酒造、小原酒造、金忠、長島会計事務所、有限会社すとう農産、有限会社やまだズ、ガーデンホテル喜多方、いいの民話の会、NPO語りと方言の会、大野一雄舞踏研究所、舘形比呂一事務所、有限会社やまだマイク、町口由美、株式会社ミルインターナショナル、写真集食堂めぐたま、KENJI YANOBE Arohive Project、京都造形大学ウルトラファクトリー

本事業の経緯

 「福島ビエンナーレ」は,福島大学 芸術による地域創造研究所が中心となって,ビエンナーレ(隔年)で開催されてきた藝術祭です。10年目のテーマは「氣 Circulate」をテーマに、会津地方の湯川村と喜多方市を拠点に開催します。
 湯川村は「福島一小さな村」で、美味しいお米の生産地として知られ、福島で唯一の国宝の仏像(勝常寺)が安置されています。
 喜多方は、米の生産に加えて、酒や味噌、煎餅などを作り、西の倉敷に対する東の蔵の代表的な町として知られています。今年、自然エネルギーによる会津電気が、喜多方の造り酒屋から立ち上がりました。会津は、漆器と一緒に漆の実から蝋燭を作り、江戸の光を灯してきた歴史もあります。
 東日本大震災後、福島は「見えないもの」の風評被害で負った最も大きな痛手は「食の文化」でしょう。会津にとって稲作文化は、地域の風景を形作り、豊穣の祈りを捧げる伝統芸能や神社仏閣の文化を育んだ精神的な基盤でした。飯豊山と磐梯山から流れる川の流れは田を潤し、地域の文化を形づくり、地域に住む人々の体内を「循環」してきました。
 会津は日本でも最も放射線量の低い地域といえます。福島ビエンナーレは今年、「氣 循環」をテーマに、「見えるアートの力」を通して、あらためて私たちの自然と精神文化の継承と地域文化の活性化に寄与していきます。

主な実施要綱

1.タイトル

 

福島ビエンナーレ2014 ~ 氣 circulate ~

 

 藝術の藝の原義は、もともと若苗を植え、育てるという意味があった。     
 震災後、福島第一原子力発電所事故による「見えないもの」に風評被害で一番の打撃を受けたの「稲作」、食の文化。     
 福島の精神文化と自然財産の田、川、山、米、水の「氣」と「循環」をキーワードに、「見えるアートの力」を通して、地域文化の活性化に寄与していきたい。    
 福島発信の文化活動を推進していくため、「三つのcirculateの柱」に基づいた企画を開催。

 

1.倭/藝術によるFUKUSHIMA (日本、福島、会津)のイメージづくり

 

・本年度は会津を舞台に、テーマは「氣」
・多種多様な芸術文化から 平面、立体、インスタレーション、ビデオアート、アニメーション

 

2.環/福島の産官民学の連携による地域文化創造 行政と地域住民、学校機関の連携

 

・福島に住む若手に向けた企画運営
・多様な現代美術の作品を紹介し、子どもたちに向けたワークショップを開催

 

3.和/福島を拠点をした「同時代の藝術」による国際交流

 

・身体を基盤にした表現活動
・海外作家との交流
・未来を展望した活動

 

  1. 日程 2014年10月11日 (土) ~ 10月26日 (日)
       ワークショップ、講演活動 8月1日 (金)~10月31日 (金)
  2. 会場
    喜多方 JA会津いいで喜多方駅前石蔵倉庫
        ガーデンホテル喜多方
        旧嶋新商店三十八間蔵
        大和川酒蔵 北方風土館
        金忠絵本の蔵
        喜多方市美術館
    湯川村 道の駅あいづ湯川・会津坂下
  3. 主な出展作家(8箇所の展示会場で、88名の共演) ( 順不同・敬称略 )
    荒井経、飯野和好、石田菜月、伊藤将和、伊藤有壱、大石文、岡村桂三郎、小野耕石、小野良昌、片桐功敦、加藤清美、加藤貴義、川村克彦、北川健次、國府理、サガキケイタ、柵瀬茉莉子、佐竹真紀子、佐藤香、佐藤卓、三瓶光夫、柴崎恭秀、鈴木美樹、須藤亜貴、瀬戸正人《Cesium》、舘形比呂一、田中圭介、千葉清藍、ときたま、戸谷成雄、西成田育男、野沢二郎、萩原朔美、林海象、平山素子、藤原真奈美、松井冬子、港千尋、宗像利浩、母袋俊也、ヤノベケンジ、山中現、吉田重信、渡邊晃一、金澤文利、唐沢優江、島剛、橋本徳彦、杢谷圭章Zero Reiko+宮崎直輝
    海外から
    England / Richard Bond
    U.S.A / 長澤伸穂、オノ・ヨーコ『福島のための空の曲』
    The Netherlands / Tineke van Veen
    Germany / Gunter Deller,Michel Klo('')fkorn,Maria Mohr
    Canada / 武谷大介
    Switzerland / Nicolas Christol , Anna Schlaeppi, Mélane Baumgartner, Nicholas Marolf
    Mexico / Adalberto Bonilla , Susana Castellanos , Carmen Flores , Masafumi Hosumi , Adrian Mendieta
    Bangladesh / Md,Tarikat
    福島大学
    小暮美帆、高橋悠、中村衣里、大阪佳未、瀬川晶、中畑和香奈、阿部友里子、宍戸美文、菅野真理子、本間今日子、 佐藤那恵、井本葵、坂本絵美、原田莉帆、 YONESUKE (井戸川文美、熊田あかり、齋藤友希、白岩勇磨、髙橋花帆、武井麻美、渡邉賀菜子)
    喜多方・石蔵の照明デザイン / 木下史青

 

  • 展示、上映
10月1日~26日
ビエンナーレ展 JA会津いいで喜多方駅前石蔵
10月11日~26日
ビエンナーレ展 ガーデンホテル喜多方、旧嶋新商店三十八間蔵、大和田酒蔵 北方風土館、小原酒造、金忠絵本の蔵、喜多方市美術館、道の駅あいづ湯川・会津坂下
10月9日
豊穣の芸術 稲刈り祭 道の駅あいづ湯川・会津坂下、田んぼアート周辺
10月11日
アーティストトーク [ 喜多方市美術館、三十八軒蔵、金忠、大和川酒造 ]
 紙芝居「米食い長者」上演会 飯野和好、YONESUKE(福島大学) 金忠絵本の蔵
 舘形比呂一 ダンスパフォーマンス JA会津いいで喜多方駅前石蔵
10月12日
豊穣の芸術 新米祭 湯川村道の駅
10月18日
一日湯川村DAY /ときたま映像上映 写真集食堂めぐたま(東京都渋谷区東3−2−7)
10月19日
映画祭(14:00~)
1.「Cousin Cousine / 従兄妹」von Maria Mohr(ドイツ)作
2.「生きてこそ」監督:安孫子亘
3.トークセッション&子どもたちの語り
  語り部 山田登志美 x 安孫子亘
  堂島小学校5年生 昔話クラブ / 関本和馬、山田花愛
 大和田酒造 昭和蔵(有料)
10月25日
おにぎりシンポジウム [ 道の駅あいづ湯川・会津坂下、人の駅 ]
湯川・マイ・ゼミナール / 米と食とメディアの研究会
10月26日
グランドフィナーレ [ 道の駅あいづ湯川・会津坂下 ]

 

  • ワークショップ・パフォーマンス
    「田んぼアート」 吉田重信、猪俣淳行、唐沢優江、湯川村勝常寺念仏踊り保存会
    「案山子をつくろう」湯川村ゆがわ幼稚園
    「湯川米・ライフゼミナール」 福島大学
    「会津地方の稲作文化の絵本の制作」 飯野好和、福島大学学生、8月25日、26日
                             喜多方 金忠(お米文化の絵本制作)
    「お米のサンドアートでCMをつくろう!Welcome to 湯川村」 小暮美帆 9月3日、湯川中学校
    「<氣>を豊穣の大地へ」 千葉清藍、9月29日 笈川小学校、勝常小学校
                    書による葛飾の小学校との交流事業
    「福島を旅する獅子舞」パフォーマンス 各種展示会場

 

【 お問合せ(事務局) 】

〒 960-1296 福島県福島市金谷川1 福島大学 芸術による地域創造研究所
TEL・FAX 024-548-8226 ( 直通 )
E-mail : fuku2014bien@gmail.com

開催概要