震災復興祈念事業『福島現代美術ビエンナーレ2016 −氣 Indication−』
協賛ご協力のお願い
この度、福島大学では『福島ビエンナーレ2016 –氣 Indication−』を開催することとなりました。
「ビエンナーレ(biennale)」とはイタリア語で2年に1回開かれる国際的な美術展のことです。
今回の「福島現代美術ビエンナーレ2016」の目的は、多様な藝術活動によって、東日本大震災後の甚大な風評被害を払拭し、被災した人々の心を癒し、明日への活力を見出していきたいと思います。また国内外のアーティストの様々な芸術活動を紹介することにより、国際理解と親善を推進し、「同時代の美術」に関するニーズに応えて専門的な援助を提供します。
不幸にして一躍世界的に有名になってしまった「故郷『FUKUSHIMA』の『安全・安心』を全国・世界に発信したい」という復興への特別な願いが込められています。
今回、東日本大震災と原発事故により、被災地となった我が福島県は、全国・世界中から多大なるご支援を賜りました。
本イベントには、その支援に対する細やかな感謝の意が込められています。本イベントをきっかけとして、今後はさらなる福島県と海外の国際交流発展に寄与するべく、福島現代美術ビエンナーレ実行委員会では引き続き積極的に取り組んでまいりたいと考えております。つきましては、ご賛同頂ける皆様におかれましては、私たちの故郷「福島県」の復興を支援するため、『福島ビエンナーレ2016 –氣 Indication−』に力を与えて頂ければと存じます。
本イベントの主旨をご理解頂き、ぜひご協賛を賜りたく謹んでお願い申し上げます。
敬伯
平成28年8月吉日
福島現代美術ビエンナーレ実行委員会 委員長:渡邊 晃一
(福島大学・教授/芸術による地域創造研究所所長)