Profile
渡辺 晃一/WATANABE Koichi
美術家・アートディレクター
福島大学 人間発達文化学類 芸術・表現コース 教授
福島大学 芸術による地域創造研究所 所長
北海道出身。筑波大学大学院芸術研究科修了。
2001年、文部科学省在外派遣員としてアメリカ、イギリスに滞在。ペンシルバニア州立大学客員研究員。ロンドン芸術大学客員研究員。
2018年、パリ国立美術学校(École nationale supérieure des Beaux-Arts)客員教授。
油彩、テンペラ、岩絵具、漆などを用いた絵画と版表現の制作、キャスティング、3Dスキャン、光樹脂による立体作品の制作やインスタレーション、舞踏家,音楽家、詩人とのコラボレーション、ダンスやオペラの舞台美術、「黒塚」をテーマとした映画など、その活動は広範囲に及ぶ。
[主な作品発表]
個展:川口現代美術館、田中一村記念美術館、Zoller Gallery・アメリカ、Century Gallery・イギリスなど。
グループ展:「現代日本美術展」東京都立美術館、「VOCA」上野の森美術館、北海道立近代美術館、福島県立美術館、板橋区立美術館、INNER SPACES・ポーランド、Chevigny・フランス、Mouson・ドイツなどの企画展等多数。
舞踏家の大野一雄、大野慶人、舘形比呂一とのコラボレーション、平山素子『Life-Casting』の美術(新国立劇場企画)。
[主な著書]
『モナ・リザの教科書』(日本文教出版)、『絵画の教科書』(日本文教出版)、『テクストとイマージュの肌膚』(青幻舎)、『生命形態と美術教育〜三木成夫の解剖学からの接近〜』にて第30回 佐武賞(教育美術論文部門最優秀賞)。
研究テーマ
生命形態(人体、動植物、地球)をテーマに現代美術を研究している。
美術制作(制作学/絵画、現代美術)、美術理論(生命形態学、美術解剖学、レオナルド・ダ・ヴィンチ)、美術教育(芸術教育学、芸術企画・福島ビエンナーレ)の三つの柱による連鎖的研究。
略歴
1992年 筑波大学大学院 修士課程 芸術研究科(絵画・洋画)修了
1995年 福島大学 教育学部講師
1997年 福島大学 教育学部 美術 絵画研究室 助教授
2001年 文部科学省在外派遣研究員としてアメリカ(合衆国)、イギリス(連合王国)に滞在
2001年 ペンシルバニア州立大学(The Pennsylvania State University School of Visual Arts)客員研究員
2002年 ロンドン芸術大学(Chelsea College of Art & Design)客員研究員
2004年〜 「福島ビエンナーレ」(隔年開催)企画・監修
2005年 福島大学人間発達文化学類 美術 絵画研究室 准教授
2008年 福島大学芸術による地域創造研究所を設立
2011年〜 福島での震災復興の幟端「鯉アートのぼり」の活動(小学校の図画工作の教科書に掲載)を展開
2013年 福島大学人間発達文化学類 美術 絵画研究室 教授(〜現在)
2018年 パリ国立美術学校エコール・デ・ボザール(École nationale supérieure des Beaux-Arts)客員教授